仕事が再開して林さんが参加できなくなってからも、みなさん自発的に実施しているというパワフルぶり。体操に集まった人同士で交わすちょっとした会話が、一人じゃないんだ、コロナ禍でみんなもがんばっているんだ、という小さな希望につながっているようです。
このラジオ体操がきっかけで住民の新しいつながりも生まれており、「これなら○○さんにつくってもらおう」、「○○さんに料理教えてもらおう」など、人々の隠れたスキルや得意なことが引き出されている一面もあるのだとか。それと一緒に「『それならこんなことやってみたい!』という楽しいアイデアも出てきています。「青空アート展」やろうかって話も出てて…」(林さん)。これは、団地アツいです…!
「ダダンチダンチ」がきっかけで、団地の若い世代とシニア世代が交流する「たまプラ結びの会」という仕組みも生まれました。困っていることやお願いしたいことをワークショップを通してお互いに共有して、それなら私でもできる!ということをうまくマッチング。人に頼られる・感謝されることで生まれる、小さな喜びづくりのきっかけになっています。